今回は、Windows PCで削除したはずのファイルが翌日になると復活してしまうという現象についての対応事例を紹介します。
目次
発生した症状
PCの電源を入れた状態で一晩経つと、前日の削除したはずのファイルが翌日には復活しているという現象が起きました。
再現するか確認
まずは状況確認のため、デスクトップ上のファイルをいくつか削除して、再現テストを行いました。
しかしこのときは再現せず、何らかの条件によって発生する可能性があると考えて、次に起きるまで様子を見ることにしました。
数日後に再発
数日後、同様の現象が再び発生しました。
改めて今の環境を確認したところ、ごみ箱には過去のファイルが残っており、削除したファイルは正常にごみ箱へ移動することから、削除操作自体は問題なく動作していそうでした。
クラウド同期の確認
次に、デスクトップとクラウド上の状態を比較しました。
オンラインとローカルの内容はほぼ一致しており、一部に差異はあるが、大きなズレなさそうでした。
ローカルで復活したファイルはクラウド側にも存在しています。
また、直前に削除したファイルはクラウド側でも削除されていることから、同期のタイミングが影響している可能性を考えました。
原因はクラウドとの同期処理の影響か?
今回の現象は、以下の要因が重なって発生した可能性があります。
- クラウド同期により、削除前の状態が反映され復元された
- 削除確認の操作が完了しておらず、削除が確定していなかった
別の方でも同様の現象があり、確認したところ「ファイルを本当に削除しますか?」というような確認画面が表示されていたが、これを無視していた、という状況でした。
この場合、削除処理が確定せず、同期機能によって元に戻される可能性があります。
実施した対処
今回の対応として、以下を実施しました。
- クラウド同期の設定を見直し、オンデマンド同期を無効化
- 削除時は必ず確認画面で「削除」を選択するよう依頼
設定変更および運用の見直し後、現象は再発していないようです。
まとめ
Windows PCで削除したはずのファイルが翌日になると復活してしまうという現象についての対応事例を紹介しました。
今回のケースは、PCの不具合ではなくクラウド同期の動作と操作手順が影響した現象でした。
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