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Exchangeの550 5.1.10 RecipientNotFoundの対処法

2023/02/09(最終更新日 2025/10/07) | Microsoft365

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MicrosoftのExchangeOnlineにて以下のエラーが発生しました。

~略~
EventId:FAIL
~略~
RecipientStatus:[{LED=550 5.1.10 RESOLVER.ADR.RecipientNotFound; Recipient <宛先メールアドレス> not found by SMTP address lookup};{MSG=};{FQDN=};{IP=};{LRT=}]
~略~
Sender:xxx@<サブドメイン>.onmicrosoft.com
~略~

宛先に設定したメールアドレスが見つからないといった内容のエラーです。

今回はこちらのエラーが出たときの対処方法をご紹介したいと思います。

550 5.1.10エラーのよくある原因

Exchangeの550 5.1.10 RecipientNotFoundエラーの原因は、主に3つに分けられます。

  • 送信者側のメール設定
  • 受信者側のメール設定
  • ExchangeOnlineの設定

弊社で今回確認したエラーは3つ目のExchangeOnlineの設定内容が原因でした。

550 5.1.10エラーの対処法

ExchangeOnlineの設定が原因の場合もさらにいくつかの対処法があります。

今回のケースの場合、宛先メールアドレスのドメインはExchangeOnlineのコネクタにて外部のサーバーへメールを転送するような設定を行っていました。

その場合、そのドメインを「承認済ドメイン」として登録し、さらに「内部の中継」を設定する必要があります。

こちらが「権限あり」のままになっていたので550 5.1.10エラーとなっていました。

「承認済ドメイン」の「権限あり」と「内部の中継」の意味はざっくりと次のとおりです。

  • 「権限あり」
    • 宛先メールアドレスをExchange内で検索し、見つからない場合は550 5.1.10エラーを返す。
  • 「内部の中継」
    • 宛先メールアドレスをExchange内で検索し、見つからない場合はコネクタで設定した外部のサーバーから検索する。

参考

今回ご紹介した方法でもエラーが解決しない場合、下記のサイトを参考としてみてください。

まとめ

Exchange Onlineで550 5.1.10 RecipientNotFoundエラーになったときの対処法をご紹介しました。

カナメグローバルホールディングスでは、Microsoft365の導入や管理を行っています。当社の事例はこちらからご覧ください。

Microsoft365に関してお困りごとがあればお気軽にご相談ください。

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