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WordPressサイトで画像スライドをブロックエディタで作る方法

2025/11/20 | WEB, WEBデザイン, WordPress

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WordPressサイトで画像スライドをプラグインを使わずにブロックエディタで作る方法をご紹介します。

スライドのサンプル

次のようなスライドをプラグインを使わずにブロックエディタで作ります。

ベースデザインは、記事制作時点でWordPressにプリインストールされているテーマ「Twenty Twenty-Five」です。

スライドの作り方

WordPressのブロックエディタと追加CSS、PHP、Javascript(Swiper)で作ります。

ブロックエディタでフォーマットを作る

固定ページにカバーブロックを挿入します。

ブロックエディタでカバーブロックを挿入する

カバーブロックを選択して、右側の設定メニュー → 設定タブ → 高度な設定 → 追加CSSクラスにswipermy-slide-blockを半角スペース区切りで入力します。

カバーブロックに追加CSSクラスを設定する

続けて、スタイルタブ → 最小の高さに「0」と入力します。(「0」と入力すると、自動で最小値に変換されます。)

カバーブロックに最小の高さを設定する

カバーブロックの下にあるカラーアイコンから、ベースカラーを選択します。

カバーブロックの色を選ぶ

ベースカラーを選択するとカバーブロックのタイトル入力欄が表示されます。そのまま改行して、カバーブロック内に画像ブロックを挿入します。

カバーブロック内に画像ブロックを追加する

画像ブロックに、スライドにしたい画像を設定します。

必要な分、画像ブロックを追加します。

スライド画像を追加する

ガバーブロックのタイトル入力欄を削除します。

カバーブロックのタイトルを削除する

ここまでで固定ページをプレビューすると次のようになります。

スライドプレビュー

追加PHPを設定する

スライドのフォーマットができたらSwiperを設定します。

次のPHPを子テーマのfunctions.phpに記載します。

// HTMLでSwiperを読み込む
function install_my_swiper_slider() {
?>
    <!-- Swiperを読み込む -->
    <link rel="stylesheet" href="https://cdn.jsdelivr.net/npm/swiper@12/swiper-bundle.min.css" />
    <script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/swiper@12/swiper-bundle.min.js"></script>
<?php
}
add_action('wp_head', 'install_my_swiper_slider');

// JavaScriptでSwiperを設定する
function initialize_my_swiper_slider() {
?>
    <script>
        // カバーブロック
        const mySliderBlock = document.querySelector(".swiper");

        if (mySliderBlock !== null) {
            // カバーブロックのカラムにCSSクラスを追加
            const slidesWrap = mySliderBlock.querySelector(".wp-block-cover__inner-container");
            slidesWrap.classList.add("swiper-wrapper");

            // 画像ブロックにCSSクラスを追加
            const slides = slidesWrap.querySelectorAll(".wp-block-image")
            for (const slide of slides) {
                slide.classList.add("swiper-slide");
            }

            // スライダーにページネーションなどを追加
            const swiperNavigationClasses = [
                "swiper-button-next",
                "swiper-button-prev",
                "swiper-pagination"
            ];
            for (const className of swiperNavigationClasses) {
                swiperNavigation = document.createElement('div');
                swiperNavigation.classList.add(className);
                mySliderBlock.appendChild(swiperNavigation);
            }

            // スライダーを定義
            const swiperSlider = new Swiper(".swiper", {
                loop: true, // スライドを繰り返す
                effect: "fade", // スライドをフェードで切り替える
                autoplay: {
                    delay: 3000, // スライドを3秒ごとに自動で切り替える
                },
                navigation: {
                    nextEl: ".swiper-button-next", // 次のスライドへ切り替えるボタン
                    prevEl: ".swiper-button-prev", // 前のスライドへ切り替えるボタン
                },
                pagination: {
                    el: ".swiper-pagination", // ページネーション
                },
            });
        }
    </script>
<?php
}
add_action('wp_footer', 'initialize_my_swiper_slider');

追加CSSを設定する

スライド画像の微調整のため、次のCSSを子テーマのstyle.cssに記載します。

/* スライド画像 */
.swiper-slide {
    margin: 0; /* 余白 */
}

以上の設定を行い、固定ページをプレビューするとはじめにご紹介したようなスライドが表示されます。

他の作り方

JavaScriptには他にもスライダーライブラリがあります。

WordPressサイトの場合はプラグインでサムネイル付きスライドを表示することができます。

まとめ

WordPressサイトで画像スライドをプラグインを使わずにブロックエディタで作る方法をご紹介しました。

カナメグローバルホールディングスではWebサイトの制作や保守を行っています。

WordPressサイトも対応していますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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