今回はWordPressサイトをデバックモードにする方法をご紹介します。
目次
デバックモードとは
デバックモードとは、WordPressサイトの表示が突然おかしくなってしまったときなどWebページにて何らかの不具合やエラーが発生した際、その原因を特定するために使う機能です。
WordPressをデバックモードにすると、PHPエラーや警告の通知、非推奨されているのWordPressプログラムついての通知などが表示されるようになるので、不具合の原因特定と適切な処置がしやすくなります。
「wp-config.php」でデバックモードを有効にする
WordPressのコアファイル「wp-config.php」にてデバックモードを有効化することができます。
FTPでサーバーへ接続し、WordPressのインストールディレクトリにある「wp-config.php」を開きます。
85行目あたりに記載されている次の行を確認します。
define( 'WP_DEBUG', false );
これを次の内容へ変更します。
define( 'WP_DEBUG', true );
WordPressがデバックモードへ切り替わります。
デバックモードのオプションを設定する
続けて以下の内容を追記します。
define( 'WP_DEBUG_LOG', true );
define( 'WP_DEBUG_DISPLAY', false );
@ini_set( 'display_errors', 0 );
こちらを設定すると、通常だとすべてのエラーや警告の通知がウェブページ内に表示されるところ、「debug.log」ファイルとして「wp-content」ディレクトリに保存されるようになります。
「debug.log」ファイルを確認する
デバックモードを有効化したWordPressサイトにブラウザからアクセスした後、FTPでサーバーへ接続して「wp-content」ディレクトリにある「debug.log」を開きます。

テーマファイル「functions.php」の4行目にてPHPのエラーがあることがわかるので、その内容に合わせて修正など行います。
まとめ
今回はWordPressサイトをデバックモードにする方法をご紹介しました。
弊社ではWordPressサイトの制作や保守を承っております。
既存サイトのエラー対応もお気軽にご相談ください。