有線(イーサネット)接続したネットが遅いときの対処方法

お客様よりネットが遅いというご相談をいただきました。

今回は、そのときに行った対応内容をご紹介します。

リモートで調査・暫定対応

まずはリモートにて調査を行いました。インターネットの回線速度自体は60から80Mbps程度出ており、回線品質そのものに問題は見られませんでした。一方で、パソコンのイーサネット接続が100Mbpsでリンクしていることを確認し、ネットワークのどこかで速度低下が起きている可能性が考えられました。

イベントビューアーを確認したところ、DNSの名前解決に関する警告が記録されていたため、ルーター側の設定を見直し、セカンダリDNSとして8.8.8.8(Google Public DNS)を追加しました。そのほかには顕著なエラーは確認されず、念のためDISMおよびsfcコマンドを実行してシステムの整合性を確認し、現地での詳細な調査を後日にスケジュールしました。

LANケーブルの交換でネットワーク速度が改善

現地での調査を実施しました。対象のパソコンを確認すると、やはりイーサネット接続は100Mbpsのままとなっており、ハブの表示を見ても該当端末のみが低速でリンクしている状態でした。このことからLANケーブルの不良を疑い、交換したところ、接続が1000Mbpsに改善し、実際の通信速度も正常な値まで回復しました。

    【イメージ】

   [インターネット]
         │
     [ルーター]
         │
 ┌─────[ハブ]─────┐
 │       │       │
 │       │    (交換)
 │       │       │
PC①    PC②    PC③
              (該当PC)

さらに同じフロアの別区画にある別の端末でも速度低下が発生していることがわかり調査を進めたところ、一台は1000Mbpsで接続されているにもかかわらず速度が出ておらず、もう一台は100Mbpsで接続されている状態でした。ハブを確認すると、上流からのケーブルが100Mbpsでリンクしていることが判明しました。このケーブルを交換することでハブ全体が1000Mbpsで認識されるようになり、各端末の通信速度も改善しました。あわせて各パソコンのケーブルも見直し、すべての端末で1000Mbps接続が確認できる状態となりました。

          【イメージ】

        [インターネット]
              │
          [ルーター]
              │
           (交換)
              │
    ┌───────[ハブ]──────┐
    │         │        │
 (交換)    (交換)  (交換)
    │         │        │
   PC①      PC②     PC③
 (該当PC)   (該当PC)

まとめ

有線(イーサネット)接続したネットが遅いときの対処方法をご紹介しました。

今回の不具合は、LANネットワークの物理的な問題が発生していたことが原因と考えられます。通信の遅さは一つの原因だけで発生するとは限らないため、順序立てて対応させていただきました。

カナメグローバルホールディングスではIT・DXサポート業務を行っています。パソコンやネットのセットアップも対応しているのでお気軽ご相談ください。

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